副作用や持病・疾患から考える

ピルと同成分である避妊パッチが、持病・疾患による副作用のリスクが高いと考えられます。敏感肌の人はかぶれ易く、喫煙者は血栓症・脳卒中・心臓発作などの副作用も指摘されています。子宮頸部や乳癌である可能性が高い人は使用できません。

避妊リングには副作用はありませんが、装着に適さないとされる子宮、卵巣の悪性腫瘍、子宮の形状異常、月経以外の出血が認められる人、月経時の出血多量な人など、使用不可能な条件が多々あります。

その他、性感染症の予防ができない避妊フィルム、避妊パッチ、避妊リング、ペッサリーはコンドーム等の併用を考える必要があるのかも知れません(※コンドームの装着を嫌う男性も多いので、パートナーの男性としっかりとした人間関係を構築することが一番です)。

年間費用から考える

ここでは例として、1ヵ月に6回避妊をした場合の各避妊具での年間費用を計算してみます。

フェミドームは、1箱3個入りで2,000円前後の価格ですので、1ヶ月に2箱使用で年間費用は48,000円程度になります。 販売終了になりました。

避妊フィルムは1枚350円前後の価格ですので、年間72枚使用で年間費用は25,200円程度になります。

避妊パッチは1ヶ月3,000円前後の価格ですので、年間費用は36,000円程度になります。

避妊リング(IUD)は初期費用で3~5万円です。その他別途受診料が必要です。その後2~5年の交換時期まで費用がかかりません。ですので、初年度の年間費用は3~5万円+α受診料です。その後は交換時期まで費用がかかりません。ただし、抜去の際1万円程度の費用がかかります。

ペッサリーは初期費用1万円程度です。その後問題がなければ3年間使用可能です。また、1本1,000円前後の避妊ゼリーが年間4本必要となりますので、初年度の年間費用は14,000円程度になります。その後は交換時期まで避妊ゼリーの分だけ費用がかかります。

最終的な選択をする前に・・・

当サイトでは5つの代表的な避妊具についてご紹介してきました。あなたに今後起こり得る色々な場面も想定した上で、安心して安全に使用できる避妊具をあなた自身で選定してください。

「きちんと避妊をしよう」というあなたの考えはとても素晴らしい事です。日本という国は避妊に関してとても消極的で他の先進国に比べかなり遅れをとっています。中には、避妊行為自体を「悪」のように捉えられているむきもありますが、避妊は望まない妊娠からあなた自身の心と体を守るために絶対に必要な手段です。

積極的に「避妊をしよう」と思ったあなたは自信を持ってください。

正しい避妊の知識と方法を身に付け、思いがけない傷を受ける事がないよう願ってやみません。


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